相撲界にはダブルスタンダードが存在

相撲界にはダブルスタンダードが存在する。和田秀樹さんが以前、ラジオで話していました。


以下要旨



今、本場所が終わって巡業中。

現時点では、貴ノ岩さんが全然外に出てこない。

貴乃花さんが警察に訴え出た。という状況になっている。


一般的には、貴乃花は巡業部長としての役割を果たすべきだったのではないか、という意見がある。


警察沙汰にしなくても良かったのではないかという意見もあるようだ。


私は基本的に次のように考えている。

どんな社会でも、法治国家であれば、怪我をさせられたら、警察に訴え出る。その後、警察がきちんと処理する。事件に関しては、警察に任せた以上は、警察に対処してもらう。そのあと裁判になれば、そこで言いたいことを言う。


これが筋だと思う。


これは、学校現場でも同じだと思う。いじめや体罰について、ある種けがをさせられるレベルなら、警察に突き出すべきだと思う。少年だったとしても。


少年法のおかげで、罪にならなかったとしても、1日取り調べをうけるだけで、その子たちは二度とやらないという気になるかもしれない。また、少しだけお金を巻き上げる恐喝だって立派な犯罪だ。警察に突き出すべきだ。


日本人は内々で解決することがいいこと、教育的、また相撲界についてなら、その伝統だみたいに思っている。僕はきちんと法律がある以上は、本来、治外法権の場所があってはならないと思う。


白鵬の取り口が横綱の品格にあっていない。ということも言われる。


しかし、プロスポーツである以上は、ルールの範囲内であれば、勝つためにいろいろやるのは当然ではないか。柔道など国際的になったスポーツはそうなっている。


今回の事件では、暗黙のルールが支配していて、法律や、スポーツとしてのルール、が二の次になっているという印象を受けた。


例えば、下のものが上のものに対して、無礼な態度を取ったとき、体罰で懲らしめるというような暗黙のルールがあり、それに対して警察を介入させるべきではないという。


また、横綱の取り組みでは、ただ勝てばいいのではなくて、ルール違反でなかったとしても、品格がなければだめだという。


普通の社会であれば、法律に違反したかどうか。

スポーツであれば、ルールに従っている範囲で勝ち負けにこだわるというのは当然のことだ。


一方では、鉄拳制裁撲滅というように、ルールを守ろうという流れになっているのに、他方では、品格等といって、暗黙のルールを優先するのは矛盾がある。


競技である以上、外国人力士を認めてしまった以上、暗黙のルールでなくて、明文化されたルールの中で戦う。としたほうが統一感があっていいと思う。


その辺がこの国はなあなあになりがちなのでここで曖昧にしておくと、以降も同じだ。


今回の事件をきっかけに、制裁に関しても、取り組みに関しても、ルールの範囲内でやるとここで決めてしまったほうがいいのではないか。